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スラヴ叙事詩20作品の迫力 国立新美術館 ミュシャ展 [日常のなかで(Diary)]

春のお彼岸三連休
天気予報では三日間ともいいお天気
連休初日から全開で遊べたのは昔の話
今は溜まった疲れを取ってからでないと全開なんてできないのです
体を休ませる為に連休初日はおとなしめに過ごしましょう

おとなしく過ごすのに丁度いいのが美術館
体を調整するには最適なのです
尤も真夏炎天下に五時間の行列といった年齢によっては体力どころか命を消耗させるような展覧会もありましたが^^;
まぁ、其処までの行列は滅多にあるものじゃないですから

朝寝を決め込んでいる下の娘を叩き起こし美術館に行く事を告げます
東京都美術館のティツィアーノとヴェネツィア派展か国立新美術館のミュシャ展か・・・悩みますが
ミュシャ展にしました
理由は・・・何となくな乃木坂な気分だったから・・・(本当はバイク駐輪場が無料だから^^;)

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綱島(中原)街道からR1,T415を走って飯倉片町を左折すれば六本木
ミッドタウン西を左折すれば国立新美術館
駐輪場バイク置場は貸切でした^^

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今、国立新美術館は水玉でいっぱい
こっちも見たいけれど・・・ハシゴは疲れるからまた今度

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で、ミュシャのチケット
この日、高校生は無料でしたので自分の一枚のみを購入(無料、なんて素敵な響きなんだろう~♪)

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会場には撮影可のブースもありました
(でも、撮影可と不可の線引きは何処なのでしょう・・・と、ちょっと疑問)

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Alfonse Mucha、アール・ヌーヴォー様式を代表する巨匠
作品の一部をUPします(画像は複製絵画のHPなどネットからDL)

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(アルフォンス・ミュシャ《スラヴ叙事詩「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」》)

19世紀末に現れたアール・ヌーヴォーの意味するところは「新しい芸術
特徴は有機的な曲線
自然の美、植物や昆虫などに見られる滑らかな曲線を取り入れたデザイン

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(アルフォンス・ミュシャ《スラヴ叙事詩「スラヴ民族の神格化」》)

最初の部屋は《スラヴ叙事詩》のブース、巨大な作品が並びます
ミュシャがその生涯をかけて制作した《スラヴ叙事詩》、スラヴ民族の歴史を主題とする全20枚から構成される連作群
スメタナの”わが祖国”を聴いた時に強く感銘を受けたミュシャが、スラブ諸国文化の伝道に尽力することを決意して描いたそう
1910年~1928年まで18年をかけて取り組んだそうです

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(アルフォンス・ミュシャ《スラヴ叙事詩「ロシアの農奴解放の日」》)

《スラヴ叙事詩》のブースは三つの部屋に分かれ、三つ目の部屋だけが撮影可能
ここまで大きいと見るのも大変
首が疲れます(笑
それに説明を読むのにいちいち近づかないといけないのも面倒なもの
しかも自分の場合、都度眼鏡を変えないといけないのです(近いのと遠いので眼鏡が違う・・・)
印刷物にして最初に渡してくれると助かるのに・・・・
《スラヴ叙事詩》の20作品分だけでもいいから

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(アルフォンス・ミュシャ《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」)

この《スラヴ叙事詩》の20作品を見るにあたって事前学習をしておこうとネットを彷徨っていたのですが、カレル大学日本研究学科修士課程の学生さん達が書いた記事を見つけ、それで調べました

そのブログは→ここ

なかなか興味深かったです

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(アルフォンス・ミュシャ《スラヴ叙事詩「東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」》)

三つの部屋を渡り20作品を観賞、その後は4つの項目に分かれます
Ⅰ・ミュシャとアール・ヌーヴォ―
Ⅱ・世紀末の祭典
Ⅲ・独立のための戦い
Ⅳ・習作と出版物
途中、Ⅲの独立のための戦いの部屋で《スラヴ叙事詩》のコーナーに戻れる抜け道(?)があり、結局《スラヴ叙事詩》の部屋を三回巡りました
でも一番気にいったのは《スラヴ叙事詩》ではなく、《クォ・ヴァディス》でした^^;

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(アルフォンス・ミュシャ《四つの花「バラ」》)

アール・ヌーヴォー様式の画家アルフォンス・ミュシャの典型的な作例のひとつ、連作≪四つの花-薔薇≫
薔薇、カーネーション、百合、そしてアイリスの4つの花を各装飾パネルのモティーフとして構成した4点1組の作品群で、ミュシャの全ての作品の中でも当時、特に人気が高かったそう
画面中央へは端整な顔立ちの女性、左右対称的なその姿態は観る者に厳格性や高い格調性を感じさせ、その存在感を際立たせます
薔薇の刺々しい茎の曲線が女性と薔薇の花の柔らかな印象をより強め、そこに感じるのは美しい調和

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(アルフォンス・ミュシャ《四つの花「アイリス」》)

美の世界にひたる、世紀末の退廃的な雰囲気の女性
植物モチーフの装飾
これぞ、アール・ヌーヴォー

薔薇に比べるとその存在感は弱めでアイリスと同化したような柔らかさ
薔薇を際立せるため?

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(アルフォンス・ミュシャ《四つの花「カーネーション」》)

薔薇程ではないですが、ちょっと怖い感じもしますね

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(アルフォンス・ミュシャ《四つの花「ユリ」》)

緩さがあっていいな
美しい調和・・・・・
でもね、ミュシャの絵を見ているとチョコレートが食べたくなるんだよね^^;

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(アルフォンス・ミュシャ《四芸術「ダンス」》)

この長い髪をなびかせた躍動的な女性の絵は、ミュシャ独特の四点セットの装飾パネルの一つ「四芸術」のうちの一点、「ダンス」
さわやかな風に髪をなびかせながら踊る女性に朝の光を感じます
風にはらんだ衣装、散る花弁、生き生きとした動きに満ちた表現は、非常に印象的

この作品の他に「詩」、「絵画」、「音楽」の芸術が、女性像によって寓意的に表現されています
これは、ルネサンス以来の伝統的なテーマであり、背景の円形枠も三日月形と決まっていたとか

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(アルフォンス・ミュシャ《四芸術「音楽」》)

「音楽」は夜、両手を耳に当てたポーズで描かれていて、ミュシャらしい明るさと気品とさわやかなエロティシズムが漂っています

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(アルフォンス・ミュシャ《四芸術「絵画」》)

「絵画」はやさしげな表情
雫を宿した花から放射状に虹が広がります
じっと花を見つめている姿はヴょっと物憂げな午後

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(アルフォンス・ミュシャ《四芸術「詩」》)

「詩」は夕暮れ
樹々の向こうに陽が沈み、一番星が輝く黄昏時
頬杖をついて物思いにふける女性
女の背後からは月桂樹の葉が伸び、桂冠詩人という言葉のとおり頭へ

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(アルフォンス・ミュシャ《ヒヤシンス姫》)

アルフォンス・ミュシャ、チェコ時代を代表するポスター作品『ヒヤシンス姫』
ラディスノフ・ノヴァク脚本オスカー・ネドバル編曲によるオペラ・パントマイム≪ヒヤシンス姫≫の宣伝用ポスター作品だそう
鍛冶屋の娘のハニチカが夢の中でヒヤシンス姫となって、貴族や錬金術師など3人の求婚者たちとおりなす恋あり冒険ありのおとぎ話
この時期のミュシャのポスターにはこちらをまっすぐ見つめる少女が描かれています
ヒヤシンス姫のポスターは美しい青い眼が瞳の虹彩まで丹念に描かれていて、その瞳が印象的

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(アルフォンス・ミュシャ《クォ・ヴァディス》)

アルフォンス・ミュシャ、アメリカ時代を代表する油彩画作品のひとつ『クォ・ヴァディス』
ミュシャが最初のアメリカ滞在の時に仕上げられたこの作品は、完成後、長い間行方不明となっていたそうですが、1980年にシカゴで発見されたそう
画題となった小説≪クォ・ヴァディス≫の舞台はキリスト教への迫害が厳しかったローマ帝国第5代皇帝ネロの統治下におけるローマ
戦争から帰還したばかりのローマ軍大隊長ヴィニキウスが、彼の叔父でありギリシア思想の体現者ガイウス・ペトロニウスの下へ訪れるという小説の最初章の場面が描かれています
中央の女性がペトロニウスに魅惑的な視線を送る姿が配されているのですが
この視線が凄くいい、こんな視線を受けたら誘いに乗りたくなります^^

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さて、展覧会を観終えて遅めの昼ごはん
美術館近くのタイ料理店に行ってみました

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食べたのはタイカレー
カレーですから別記事で独立させます(おそらく次記事かな)

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食事の後はお茶
美術館の近くの紅茶屋さんデンメア ティーハウスをチョイス
今迄気になっていたものの何時もタイミングが悪く満席
今回ようやく入店です
ウィーンのティーブランドだそう

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デンメア ティーハウス 六本木店
03-5772-1812
東京都港区六本木7-21-22 セイコー六本木ビル1F
11:00~19:00
定休日 日曜日

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店内撮影禁止なので店内画像はここまで

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でも紅茶の名前が覚えられないので・・・と頼み込んで品書きを撮らせてもらいました
(種類は多いし、其々説明も長いので自分のメモリー搭載量の少ない頭ではとても覚えられませんから)
自分が選んだのは”セイロンウヴァボンバラガベコー”・・・・覚えられないって^^;

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下の娘が選んだのはHappy Day
名前は憶えやすいけれど、その説明は一回見ただけじゃ覚えられない・・・

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お茶に必要なものは甘いモノ~♪

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クッキー好きの下の娘が選んだのはこれ

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自分はザッハトルテとアプフェルシュトゥルーゲル(舌噛みそう^^;)と悩み悩んだ末に舌を噛む方を選択
アップルパイの原型だそう
アップルパイってトルコ発祥だったんだ
とんな感じのものか訊くと、パイじゃなくクレープ生地で包んだイメージだとか

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まずは下の娘のCookies & Rum Kandis と Happy Dayが到着
お茶のタイマーは6分にセットされていました
随分時間がかかるお茶なんだなぁ

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自分の舌噛むアップルパイ原種とセイロン・・・・ベコー(これも舌噛みそうだね)も到着
自分のタイマーは二分半にセットされていました

まずお茶を一口、優しい味わい
で、下の娘からラム酒漬けの角砂糖を一欠片貰って入れてみました
すると・・・・なんと!@@)
入れた方がお茶の味が感じられる
何故???ちょっと驚きでした

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アプフェルシュトゥルーゲルには無糖のホイップクリームが添えられて

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確かに生地はクレープに近い(クレープより甘くない)
自分はパイより好きかも

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再び美術館に戻って・・・ 

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水玉の作品を少しだけチェック

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球体に写る姿を楽しんだり・・・

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結構楽しいかも^^

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暖かな陽気でしたが夕刻になれば風がちょっと冷たい

風が冷えないうちに戻ろうとべすを走らせます

流石三連休、道はメチャ混み

スクーターの機動力を最大限に発揮

スリスリ&信号でポールポジション移動を繰り返したものの

買い物の寄り道もあってウチに戻ったのは17時でした

前記事にも書きましたが夕飯は根性で揚げた天麩羅

胆嚢が無いのに揚げ物を食べ過ぎてちょっと気持ち悪いーー;)

・・・・・・

前記事をUPした1時間後のこと

下の娘が具合が悪い、腹が痛いと言い出して

そのうちに嘔吐まで

胃腸炎か!

連休だから病院あいていないし

兎に角おとなしく寝ているように!

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